「あれ?好きなことのはずなのに前みたいに楽しめない…」

どうも、道楽さんです!

「好きなことを仕事をしたい」そんな夢のような生活を誰もが一度は夢見るのではないでしょうか。この記事を見てくださっている私と同じような隠れオタクの方々は特にその思いが強い傾向にあると思われます。

しかし、ほとんどの人が好きを仕事にするということの意味を深くは理解できていないのではないでしょうか。

もちろん好きなことを仕事にするということはとても素晴らしいことです。ただし、その理想の裏側を知っておかなければ「こんなはずじゃなかった」と後悔し、最悪の場合は好きなことが嫌いになことに変わってしまう危険性を秘めていることだと理解するべきです。

本日はそんな「好きを仕事にすること」の裏側に潜んだ落とし穴を5つご紹介したいと思います。

私たちが見ている景色は、その世界の上澄みにすぎない

多くの人はなぜ好きを仕事にしたいと思うのでしょうか。「楽しそうだから」、「好きだから」、「気楽そうだから」など人それぞれ理由があると思いますが、それは人として自然なことです。

しかし、実際に考え始めたのは好きなことを仕事にしている人をSNSやテレビで見たからではないでしょうか。

好きを仕事にしたいと思うとき、目に入るのは華やかで魅力的な部分ばかりです。
しかし実際には、その裏にある泥臭さ苦しさまで含めて“仕事”です。

また、「好きを仕事にして、かつ10年以上安定して食べていける人」の割合は、”全体の上位10%ほどという非常に狭き門である”とのデータもあります。

それを知らずにただ憧れるのは、富士山の山頂の景色をテレビ越しに見ている行為と同義です。そのきれいな山頂の景色の下には、登りきることができなかった多くの屍が積み重なっているでしょう。

一気に駆け上がるのではなくまずは「副業」などの小さな一歩から始めていくことをお勧めします。

好きだったことの「義務化」

好きを仕事にすると陥りやすいのが「義務化」です。趣味だった頃は自分のペースで楽しめていたものが、仕事になると「やらなければならない」ことに変わります。

絵を描くのが好きだった人でも、仕事になればクライアントの要望を優先しなければなりません。そうなると自分の描きたいものではなく相手から求められているものを描く場面が増えてくるでしょう。

そうなると「好きだったものが見るのも嫌いになって、仕事以外では絵を描かなくなる」といった最悪の事態になりかねません。

そういう私もかつては19年間夢を追いかけ、好きなことを仕事にするために走ってきました。しかし大学卒業と同時に引退となって「ほっとした」自分がいたことを今でも覚えています。

皆さまにはそうなって欲しくないからこそ”好きだからこそ苦しさも大きくなる”ということを理解しておきましょう。

「好き」と「向いている」ことは全くの別物である

「好きなことを仕事にしよう」という言葉は、一見完璧なアドバイスのように聞こえます。しかし、現実はもっと複雑です。

「好きなこと」と「向いていること」は全くの別物なのです。

基本的な違いから整理しましょう。「好き」というのは感情の問題であり、何かしているときに心が満たされ、没頭できる状態を指します。一方「向いている」というのは適性やスキルなど、必要な能力が自分に備わっておりそれを自ら実行できるかという身体の問題なのです。

例えば、医学部受験を目指す学生の場合を考えてみましょう。 医師になることは「好き」かもしれませんが、 化学実験には苦手意識があり、患者への対応ストレスに弱い場合、 実際には「向いていない」可能性が高いのです。 好きと向いているのズレは、人生の満足度に大きく影響するのです。

上の図は有名な「生きがい(IKIGAI)のベン図」と呼ばれるものです。皆さまも就活の時に一度は見たことがあるのではないでしょうか。

領域説明パターン
天職(中央)好きなこと、できること、お金になることが全て重なる理想的な状態最良のシナリオ
好きなこと趣味や興味のある活動好き!できる!でも、お金にならない
できること適性やスキルがある分野できる!お金になる!でも、好きじゃない
お金になること市場ニーズがある、報酬を得られる分野好き!お金になる!でも、できない
  • 各領域の交差点の意味:
  • 好きなこと × できること = 趣味 好きで得意だが、お金にならない領域。純粋な趣味や個人的な没頭の対象になる可能性が高い。
  • できること × お金になること = 労働 得意でお金になるが、好きではない領域。給与は得られるが、やりがいを感じにくい可能性がある。
  • 好きなこと × お金になること = 夢 好きでお金になるが、実際にはできていない領域。理想と現実のギャップが大きく、実現には努力が必要。
  • 中央の天職 三つの条件が全て揃う理想的な状態。好きで、得意で、報酬も得られる。

このようにサークルが一つでも欠けると全く別のものに代わってしまうのです。もちろん「天職」につける人は世界でも限られた人だけです。ほとんどの人は「天職」を見つけることなくその生涯を終えるでしょう。

だからこそ、自分の適性を丁寧に探し、磨き続けることが人生100年時代の最良の選択となるのです。

結論|好きと向いているのバランスを取ることの重要性

ここまで「好き」を仕事にすることの危険性を3つご紹介してきましたが、筆者は「好き」を仕事にすること自体は反対ではありません。

むしろ「好き」を仕事にすることほど幸せなことはないとも思っています。

しかし、今回ご紹介したように「好き」と「仕事」とのギャップで大好きだったはずの趣味を嫌いになってしまうのはとても悲しいことだと思います。だからこそ、その危険性までしっかり理解したうえで夢を追いかけましょう!

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